開発者の皆さん、こんにちは!
IRISのInteroperability(相互運用性)機能(Ensembleのプロダクション)を使用してどのようなことができるか、コード例をご覧いただきながら/サンプルを動かしながらご確認いただける記事をまとめてみました。
ぜひご参照ください。
記事一覧:
- インストール環境をお持ちでない方でもお試しいただけるチュートリアル
- ファイル連携を試してみたい
- 常駐プロセスを作りたい
- レコードマップ機能を使いたい
- MQTTを使いたい
- FHIRサーバサイドアプリケーションを試したい
- Interoperabilityを学習したい
- システム連携の自動的な流れの中にユーザからの指示を介入できる「ワークフローコンポーネント」を試したい(2023/6/1 追記)
- REST経由で情報を入力する場合の Interoperability(相互運用性機能)のサンプル(2023/5/30 追記)
✅ インストール環境をお持ちでない方でもお試しいただけるチュートリアル
Developer Hubというページをご存知でしょうか。最近追加された開発者向け情報をまとめたポータルで、この中に事前準備不要でお試しいただけるチュートリアルが4種類含まれています。
その中の、Interoperability(相互運用性)チュートリアルでは、Redditに新しく投稿された記事=(https://www.reddit.com/new/)を一定間隔で取得し、全投稿の中から「猫(cat)」🐈について記載されている情報のみを抽出し、対象記事をファイル出力する流れをご体験いただけます。
上記画像をクリックするとチュートリアルトップページに移動します。後は画面右下に表示される ボタンをクリックするだけでチュートリアルがスタートします。
体験内容詳細については「IRIS の Interoperability(相互運用性)を試せるチュートリアル」で画面例付きでご紹介しています。ぜひご覧ください。
Interoperability機能には、ファイルやHTTP、ODBC/JDBCなど標準的なアクセスの基本処理を記述したアダプタというクラスが用意されています。
「IRIS Interoperability機能を使ったファイル連携」の中では、ファイル入力で行われる特定ディレクトリの定期的な監視、データ取り込みの部分をアダプタを利用して作成する例をご紹介しています。
ObjectScriptレベルでも常駐プロセスを作成できますが、「Interoperability機能を使った常駐プロセスの作り方」の中では、「常駐プロセスの監視」や「ログ」の機能も付いたInteroperabilityを利用した常駐プロセスの作り方を解説しています。
手順とコード解説付き+サンプルコードも公開されています。
固定長または、区切りマーク付きファイルの入出力を支援する機能です。(CSVを使用する場合は、CSVファイルを読み込ませてレコードマップ機能を作ることもできます)
「レコードマップで何ができるか?」には、サンプルコードに沿った使用例の解説PDFがあります。(説明中「Ensemble」と出てきますが「Interoperability」と同様の機能です)
Interoperabilityのアダプタの中にはMQTTに対応したアダプタ含まれています。
「【GettingStarted with IRIS】MQTT を使った遠隔モニタリング(IRIS の MQTT アダプタを試してみよう!)」では、インターネット上に公開されているMQTTテスト用ブローカーを使用してサブスクライブする例をご紹介しています。
コンテナを使ったサンプルをご用意しています。
もう1つ、「IRISにてMQTTブローカーから気象データを取得しデータベースに格納する」では、プロダクション作成手順も含めた解説があります。ぜひご参照ください。
IRIS for Healthでは、医療情報交換標準規格 FHIR のリポジトリを作成できるのと、Interoperabilityを利用してFHIRサーバサイドアプリケーションを開発できます。
「FHIR R4 リソースリポジトリを簡単にお試しいただける開発環境テンプレートのご紹介」では、解説ビデオ付きでFHIRリポジトリへのアクセス方法、FHIRサーバーサイドアプリケーション開発例をご紹介しています。
また、コンテナでお試しいただけるサンプルもご用意しています。
「【はじめてのInterSystems IRIS】Interoperability(相互運用性)を使ってみよう!」は、サンプルコードをご覧いただきながら、Interoperability機能概要を確認できるシリーズ記事です。
これからInteroperabilityをはじめたい方、学習してみたい方に最適です。
✅ システム連携の自動的な流れの中にユーザからの指示を介入できる「ワークフローコンポーネント」を試したい
「システム連携の自動的な流れの中にユーザからの指示を介入できる「ワークフローコンポーネント」のサンプル」では、コンテナで動くサンプル環境を利用して、ユーザからの指示待ち、ユーザからの指示による処理の再開をご体験いただけます。
また、ご自身の環境でワークフローコンポーネントの動作を試されたい方向けに「ワークフローコンポーネントを使ってみよう!~使用手順解説~」もご用意しています。
ぜひお試しください。